ポケモンパワー
うちの子供は最近ポケモンにハマっている。
特にガオーレというゲームセンターにあるカードが出てくるゲームがお気に入りのようだ。
うちでポケモンなど教えたことも、テレビを観せたことも一度もなかったが
いつの間にか、お友達からの情報などでポケモンに詳しくなっていて
なんやかんやではまるようになっていった。
僕は全く世代ではないが、ポケモンはとても息が長いというか、
昔から子供に親しまれている、すごいコンテンツだ。
子供と一緒に映画などを観るようになって、
なんとなくその人気の秘密も分かるようになってきた。
ポケモンを作った、田尻さんの伝記も読んだ。
すごく簡単に言うと、昆虫採集とゲームがとても好きな方だったそうだ。
ゲームを開発するにあたり、
何か「動詞」を軸にしたゲーム作りをすることがポイントと考えていたそうで
(例えば、ジャンプとか、回転するとか)
ポケモンに関しては「交換」というのを1つのキーワードとしていたらしい。
確かにポケモンは1人で遊ぶのではなく、いろんな友達と通信したり、
カードを交換したりして子供たちは遊んでいる。
子供の頃の昆虫採取のような、「こんなの見つけた」というワクワク感も感じさせてくれる、
大人からみても、「楽しいだろうな」と思わせるだけのものがある。
親の立場からは「ポケモンばっかりやるな」「もう買わないよ」などいろいろ言いたくなることもあるが、
自分も子供の頃を振り返ってみると、「キン肉マン消しゴム」や「ビックリマンシール」などにはまっていた時期がある ※ちょっと古いが・・・
今の子供にとってはそれが、「ポケモン」なのだ。
うちの子供もいつかは飽きるだろうが、今は少し温かい目で見守ってあげようと思う。